Kenshi_JP公式

「Kenshi」の開発会社、Lo-Fi Gamesの発信する情報を日本語にてお届けします

「Kenshi」1月の月刊コミュニティ・アップデート




既に2月も半ばに差し掛かったところで、またもや開発者からのアップデートです。数日前にお知らせしましたが、先日大規模なアップデートをメインブランチに反映しました。また、新たな言語の公式バージョンのリリースの予定や「Kenshi2」の進行状況について少々お知らせいたします。



新な言語-韓国語:

現在2月末を目途に「Kenshi」に新たな言語として韓国語を加えるべく最終調整を行っています。「Kenshi」の韓国語版追加には、熱心なコミュニティと外部の翻訳家が協力して参りました。



翻訳MODを公式版に移行することに協力して頂いたJeffrey Jeoungさんを始め、ファン翻訳に貢献して下さったBusanDeakさん、Byunghyun Anさん、Son Byeong-gwanさんに感謝いたします。

韓国語プレーヤーの皆様はNewswireRuliwebのプレスリリースをご参照ください。また、現在実験的にツイッターフェースブックでも情報を発信しておりますので、そちらのフォローもお願い致します。

「Kenshi」YouTubeチャネルへの登録:

これまではクリス個人のYouTubeチャネルにて公式ビデオを展開して参りましたが、いよいよそれを卒業し、新たにLo-Fi GamesとしてYouTubeチャネルを開設する運びとなりました。今後は(このツイートを早々にお忘れ頂けるよう)Lo-Fi Gamesのスタジオとして公式ビデオを直接配信していく予定ですので、ご登録よろしくお願い致します。



「Kenshi」のグッズは未だ販売ならず:

皆様もご存知の通り、現在新型コロナウイルスが中国で蔓延しており、世界のあちらこちらでも感染を抑えるための対策が取られています。「Kenshi」グッズ販売会社の商品製造拠点も中国にあることから、現在グッズの製造が遅延しています。グッズ関連については状況が通常に戻った時点でまたお知らせ致します。

継続する物語の語り部:

「Kenshi 2」の発表を機に機能や伝承への質問や予想がRedditのフィーチャ・リストなどで盛んに取り上げられており、特に「Kenshi」で残されている様々な疑問が「Kenshi 2」でどのように解き明かされていくのか注目されています。「Kenshi」と同様、「Kenshi 2」でもそれらの答えはヒントが散りばめられるに留まり、各プレーヤーが世界を探索していくうちに(何もかも全てを天体物理学のせいにしない限りは…)自分なりの答えを見つけていくことになるでしょう。その辺りの思案や考察をナタリーに聞いてみました:

「私は現在、『Kenshi』の物語や内容の基礎を築くため、オープンワールドのデザインと『Kenshi』の伝承を交互に考察しています(…既に自分用に『Kenshi』伝承の際限のない百科事典を書いたかもしれません)。まず最初に『Kenshi』内に残されているマップの廃墟を3時代のレイアウトや歴史を比較しながら、一貫して齟齬がないように把握しています。

それは全く異なる2時代の背景を思案しながら『Kenshi』の古代の歴史を掘り下げていくことになるため、非常に時間が掛かる工程です。そうすることで、探索可能な廃墟を面白く、興味深くするだけでなく、勢力がどのように進化し、文化が独特のものになっていったのか考察する事ができるのです。ですから、私のマップには勢力の範囲や、安全(かもしれない)地帯、危険地帯、何だこりゃ?!?地帯、野生動物や敵の範囲地帯などが、異なる時代背景毎に複数重なり合ってプロットされています。

私は常に主な勢力の伝承やその勢力範囲内の部隊リスト、都市の位置、都市間の争いやその背景に思案をめぐらしつつ、彼らのゲーム上での役割や目的、動機、特徴などを考えています。世界の全体像を大まかに設定した後は、まずマップの6分の1に当たる(安全地帯の1つ)に注力し、主な部隊から派生し、敵対しているグループや、巣窟、拠点やさらに興味深い場所などを考察しています。今の私の親友はクモのような図表です:’)

これは時間のかかる工程です。マップは…『Kenshi』よりもかなり大きいです;それを荒廃した荒々しい環境を残しながら、興味深い内容でバランス良く埋めていくのはなかなか難しいことです。世界を薄っぺらく意味のない内容で埋めないように常に意識しつつ、各々の都市とその文化に注力するようにしています。また、全てを複雑にし過ぎないよう自分を制しています – このゲームは話が中心に据えられているRPGではなく、あくまでもサンドボックス的に、周りの環境などからなんとなく話が見えてくるゲームでだからです。

今まで様々なアイデアを相当数、没にしてきましたが、ここに来てようやく全てがあるべきところに収まって来たように感じています。世界を作り、書き上げて行く作業は、彫刻や絵画を描く作業に似ています。常に加えては変更し、削除しては繰り返す…忍耐が必要ですが、それら全てがプロセスなのです!」

「Kenshi」の世界を作り上げていく過程やNPCの会話についてどのような思案や考察があったのか、ナタリーがこちらのGamasutraのブログに書いています。

静かな「進行」の音:

先月はプログラミング・チームの技術リーダーを探す作業に加え、ゲームを作るために必要な様々なシステム環境を整えてきました。その中には、基本的なカメラのコントロールやマップメーカー等から、ビルディング・コリジョンのような物理的なものまで含まれます。今はまだ初期の開発段階のため、多くの時間は「Kenshi 2」のまだ公表されていないある要素の基礎を築くことに費やされています。それが何なのか、多くのプレーヤーがコメントなどで色々予想されているようですが、数か月後にその内容を公表することを楽しみにしています。

最後に、バレンタインデーに特別な人に何を贈ろうか迷っている方、まずはこちらのニュースレターに登録を促したあとに栄養ブロックや(成年であれば)グロッグといったグルメを振舞われては如何でしょうか?もしそれでも振り向いてもらえないようであれば、少なくともスキンスパイダーがやって来る頃には動きが鈍くなっているはずです。